元ザ・リッツ・カールトンホテル日本支社長
高野登先生の講話を聴いてまいりました。
高野先生の著書、「リッツ・カールトンと日本人の流儀」
たくさんの学びがあり、直にお話が聴けて事、本当に良かったです。
このような機会に恵まれたこと、心より感謝申し上げます。
テーマは「ダイバーシティを極める」でした。
ダイバーシティとは、「多様性」。
自分の価値観だけで物事を進めようとしても、自分と「ひと」は違うので、うまく進まなくなります。
こちら基準で従わせたとしても、短期的な効果しか期待できません。
様々な人、考え方(価値観)を認め、理解しようと相対することが必要になります。
「大変だなあ😅」
とその前に、タイトルの「伝える」vs「伝わる」について考えてみたいと思います。
伝わるように頑張る価値、伝わった時のメリットをご紹介します。
「絵が変わります!」(高野先生のお言葉)
1.伝えた相手方が理解できた(伝わった)ことにより、「相手方の持っている絵が変わります。」(気づき)
2.伝えるという行為を通して、また相手方からのレスポンスを受けて、「伝える側の絵も変わります。」(更なる気づき、ひらめき)
この「気づき」を見出す作業は人間様の特権です(AIには負けないよ!)😀
「伝わる」って、とってもイイものです👍
伝える側が一方的に「言って終わり!」にするんじゃなくて、相手方の反応・意見等を確認することが大切です。
相手方に関心を持ち、褒める・認める・感謝することが必要です。
その上で、場合によっては、相手に意見する事もあって良いと思います。
「コミュニケーションにも緊張感を持つ」、こちらも高野先生のお言葉です。
高野先生に「緊張感の持続って大変だと思うんですけど😅」
ぶっちゃけてお伺いしました。
「謙虚な気持ち」「自分より大きな存在、その道のプロフェッショナルを意識すること」「もっと良くしよう」という気持ちが大切とのことでした。
私の言葉を付け加えれば、「目の前の人(相手方)は、大切な人」という意識でしょうか。
そんな事言っても、「自分は間違いない」「理解できない相手が間違っている」と考えてしまうことありませんか?
私も多かれ少なかれ、そういうところあると思います。
高野先生からのクエスションです💡
「もしも20人の組織のメンバーが全員自分だったら、良い組織(ベストのチーム)になっているだろうか?」
いいチームになってる訳ないですよね!
通り一遍の答えや見方しか出てこない、間違いに誰も気づかない💦
ということは、
「他の人は、自分の欠点を補ってくれる、あるいは自分に無い視点を提供してくれる大切な存在」
「自分は、他の人の苦手なところを補う、あるいは自分ならではの視点を提供できる価値ある存在」
なわけです。
「自分とひとは違う」
「相手が受け止め易い、相手に合わせたコミュニケーションをとれば、相手との信頼関係は生まれ、自分の考えを超える閃き(ひらめき)が生まれる場合もありますよ!」
そんな事を、私は、「褒め言葉カード研修」や「輝く上司を育てる研修」で受講生の皆さんと一緒に取り組みます。
そういった考え方や、社長さんがするべき具体的な行動がわかる
従業員を抱える経営者向け「部下がやる気を出す褒め方セミナー」は、10/19(木)新宿で開催です(残席3名)
どうぞよろしくお願いします。