「ヒトは生まれながらに平和を愛し、弱いものを助ける生き物なのかもしれない」

こんなことを感じさせる2つの記事がありました。

長文なので⬇️で紹介します。


今日も穏やかに、助けたり助けられたりしながら過ごして行きたいなあと思います🍀


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(ふるさと新潟の夏、青々とした田んぼの風景です。)

ある社長さんから、「褒めるの苦手なんだよねぇ」というご意見をいただきました。

無理して褒めなくても、先ずは認めてあげるところから始めてはいかがでしょうか?とアドバイスさせていただきました。
頑張ってるなあって人がいたら、「頑張ってるねぇ」とか「お疲れ様」とか...

優秀な方は努力されている方が多いです!
でも、周りからは「出来て当たり前」みたいに見られたりします。

「こんなに頑張ってるのに...」😢

ですから相手を「認める」「応援する」って、とても大事なことだと思います。

そんなことを「褒め言葉カードセミナー」では教えています。

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【記事紹介】


明和政子 京都大学教育学研究科教授らの研究チームによる研究発表

「前言語期のヒトの乳児を対象に、六つの実験から、弱者を助ける正義の行為を肯定する傾向が、発達早期にすでに認められる」


(研究チームのコメント)

私たちヒトは、「正義」を肯定する心の特性(心的バイアス)を生まれながらに持っている可能性が見えてきました。

こうした本性はヒト特有のものであるのか、それはどのように育まれていくのか、その後の発達する高次の「正義感」の個人差とどのように結びついていくのか。こうした問題を科学的に明らかにした上で、子供達の社会性発達の支援に生かして行きたい。


分子古生物学者 更科功氏の意見(雑誌致知8月号より抜粋)

(「宇宙からいかにヒトは生まれたか」(新潮新書)の著者)

「生物学的には、人類が平和的な生き物であることははっきりしている」


人類に一番近い動物は、類人猿であるチンパンジーです。

よく「人類は脳が大きくなったから類人猿から進化していった」と思っている方がいますが、人類と類人猿を分けたものは何かといえば、「犬歯の大きさ」と「直立二足歩行」に他なりません。

チンパンジーなどの犬歯は非常に大きく、体積は臼歯の10倍以上あります。それはオス同士が激しく争うためだと言われています。

実際、チンパンジーの2つの集団が抗争を繰り広げた末に、片方の集団のオスが皆殺しにされてしまったという事例も観察されています。

しかし、人類ではむしろ犬歯の方が臼歯より小さい。これは同種内での殺し合いがほとんどなくなり、犬歯が必要なくなったことを示しています。

人類はまず平和を本性とする種として類人猿から分かれて行ったのです。

現代ではテロや戦争などの暴力的な行為が毎日のように報道されており、とても人類の本性が平和的とは信じられないかもしれませんが、よく考えてみたら70億の人類のうち争いをしているのは一部の人たち、集団に過ぎず、ほとんどの人々は平和に暮らしています。