パワハラ
「叱ったつもりが一歩間違えたらパワハラになるかも知れないから、叱るのが怖い」
という話があります。
まず申し上げると、指導すること自体は判例的にも問題ありません。
ただし、「怒鳴る」、「言葉の暴力」、「身体的暴力」、「セクハラ的発言」...
以前お話しした「ディスカウント」と言われるものはアウトです。(⬅︎⬅︎クリック)
「どういうつもりで言ったのか」が大事です。
でも、これはあくまで判例の話。
「自分が善意であればそれで良い」というものではありません!
「全員の前で叱る」これは、善意な意図があったとしても、相手との信頼関係がしっかりしてないとアウトになったり、皆の前で生き恥をかかされたみたいに取られちゃうケースもあります。ですので、十分注意が必要です。
ご存知の方も多いと思いますが、パワハラの事例集です。
(ネットで調べれば色々出てきますよ。)
パワーハラスメントの6つの行為類型
1.暴行・傷害(身体的な攻撃)
2.脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言(精神的な攻撃)
3.隔離・仲間外し・無視(人間関係からの切り離し)
4.業務上明らかに不要、遂行不可能なことの強制、仕事の妨害(過大な要求)
5.業務上の合理性がなく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと(過小な要求)
6.私的なことに過度に立ち入ること(個の侵害)
これらは、あくまで「主だったもの」です。これら以外でも問われることがあります。
パワハラを避ける方法(ご提案)
一番良いのは、「職場の皆さんで考えてみる」事だと思います。
「これされたらパワハラ」という意見を皆でまとめるという事です。
この方法は、社員自ら考えることができます。気づきが生まれます。
みんなでディスカッションすることで、コミュニケーションも生まれるという効果も期待できますよ!
AGTよろこび発見応援隊 高嶋 明良(たかしまあきら)
一般社団法人 日本褒め言葉カード協会 認定講師